評価:★★★★☆ 4.2
犯人の額に「犯人」という文字が見える少年探偵の物語。
番外編終了、ファーストシーズン。完結しました。【第一話】犯人の額に「犯人」の文字が見える中学生
【第二話】友人の額に「犯人」
【第三話】村人全員の額に「犯人」
【第四話】密室がいっぱい。犯人の額に「犯人」
【最終話】テロリストの額に「犯人」
【番外編】犯人の額に「犯人」の文字が見える小学生
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
完結日:2014年7月27日
作者:朱雀新吾
犯人の額に「犯人」という文字が見える少年探偵の物語。
番外編終了、ファーストシーズン。完結しました。【第一話】犯人の額に「犯人」の文字が見える中学生
【第二話】友人の額に「犯人」
【第三話】村人全員の額に「犯人」
【第四話】密室がいっぱい。犯人の額に「犯人」
【最終話】テロリストの額に「犯人」
【番外編】犯人の額に「犯人」の文字が見える小学生
「探偵」と聞かれたら、皆さんは誰を思い浮かべますか?シャーロックホームズを思い浮かべた方、ハッピーエンドで良かったですよね。江戸川コナンを思い浮かべた方は、終わらない物語もいいという人でしょうか?金田一浩介は...いや、この辺りでやめておきましょう。話は変わりますが、「探偵」に必要なのが、「犯人」です。探偵はその頭脳を武器にして、犯人を突き止めます。しかし、ここにいる「超越探偵」は、皆さまの知っている「探偵」とは少し違います。もちろん主人公で、知恵を使って犯人を自白させます。おや?、さっきの文がおかしいと思った方がいらっしゃるようですね。なぜ、「自白」なのか。その理由は簡単です。彼、山之内徹は犯人のトリックを知りません。もちろん、証拠をうっかり残すバカもここにはいません。なのに、なぜ「犯人」が解るのか。...犯人の額に書いてあるからです。「犯人」の二文字が。
「完結しない推理小説に価値はない」有名な名言ですね。誰が言ったかは思い出せないのが残念ですが。完結しない推理小説に価値はないのならば、では、完結する度に進化していくこの推理小説は、ある意味最高の価値を持った推理小説ではないでしょうか?推理小説の気持ちよさは謎が解けた瞬間。文体が、主人公が。成長していく様を見ながら、何度もその快感を味わえる作品です。主人公は特殊能力持ち。謎解きには自信があるぜ! という方々。僕らには勝てません(笑ただ、主人公が導く過程を推測することは出来ます。生ぬるい推理小説に飽きた方も、捻った楽しみ方が出来るかと思います。最後に。この物語はほんの少しブラックです。勧善懲悪の正義のヒーローは活躍しません。オトナな口当たりをどうぞ。
このテの小説の読ませ方には大別して三通りある「くそー、解らなかったぜ」と読者を悔しがらせるもの(大人げないは禁句)「あー、なるほどそうだったのかあ」と読者に感心させるもの(子供騙しは禁句)「あはははは、嘘くせー」と読者を笑わせるもの(媚びは禁句)なろう的なのでほとんどの比重が最後に偏ってはいるものこの三つを兼ね備えた最高の探偵小説がこれだ(なにも貰ってないよ)そう推理小説ではなくあえて探偵小説といわせてもらおうなぜなら推理ではなく探偵がこの小説の売りだからだそれも実になろう的な超能力持ち(探偵儀式かって突っ込みはなしで)故に、超越探偵 山之内徹だが、それだけをもって山之内徹が超越探偵の名を冠しているのではない探偵としてフェアであること謎を解くこと犯人を捕まえること彼はそのすべてに拘らず超越しているそうこれはそんな探偵小説である
ただいま読んでる途中ですが、レビューを書かせていただきます。あまりに、面白いので旦那にも勧めたら気のない返事をされてムカついたので、みなさんに勧めてやれ!と、思って書きこませていただきます。とりあえず、格がちがう面白さです。この作品に出会えたことに、ラッキーです。話の内容は、推理物だからネタバレになってはいけないし面白くなくなってしまうので、書けないですが、これは是非誰か映像化してほしいです。主人公の中2男子は、ジャニーズの誰かで。この作品のファンが増えますように!……それでは、話のつづきを読みたいので戻ります。