評価:★★★☆☆ 3.4
古の陰陽師、布留部剣典。その直系の子孫である高校生、古部剣斗は、梅雨の明けたある夏の晩、動きまわる人体模型と出くわす。
ボコボコに蹴り倒したのち、ひょんなことから剣斗はモケ子と名付けた人体模型を我が家に連れて帰ることにしたのだが――それは剣斗とモケ子にとって、そしてその周囲の人々、彼らが住む南石市にとって大きな転換となるのだった。
はたして彼らに襲い来る運命の出来事とは!?
宿命に翻弄されるモケ子と剣斗、二人が選んだ選択とは!?コスプレ趣味の市松人形が見守り、銀髪ロリババアな妖狐が尻尾を引き抜いて、首無し落ち武者幽霊の刀が閃いた時、死んだねーちゃんがどうにかなってモケ子が口からなんか出す!
そして剣斗は呆れて呟く。「人体模型少女とか、一体どんな新ジャンルだよ」
作者も読者も全くもって同意せざるを得ないホラーコメディ、ここにスタート。
っていうかこれ、ちゃんとまとまるんだろうか。
話数:全45話
ジャンル:その他
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
読み始める前は、人体模型に萌えられるのか不安でした。ただ、読みはじめてみると、ヒロイン?である、モケ子さんか、可愛い! しかも、憑依しているのはグロテスクな人体模型なのに、本体の霊体が美少女という公明の罠が待ち構えています。 これは、先の展開を気にせざるを得ない。 他にも合法ロリの狐さんや、首なし落武者など、 個性的なキャラが勢揃い。続きも気になるお話しです。