評価:★★★★★ 4.5
「うちにもテニス部、作れないのかな? 帰宅部は退屈だよ」
学業は優秀だが部活はおざなりな私立の進学校、永正学園高等学校。夏休み前の球技大会以来テニスにすっかりはまってしまった恵那みのりと、みのりを「僕の嫁」と豪語してやまない清瀬忠のふたりは、プロテニス選手藤井英人を輩出して以来十年も廃部となっていたテニス部を復活させようと旧部室を訪れる。そこで見つけたのは『ドウシテ 殺シタノニ』と彫られたロッカーだった……
テニス部は自然消滅したのではない、何か大きな事件があったのだと直感したふたりは、テニス部復活を阻む学校の過去を明かしていく――
……文武両道なのに隠れオタクの忠と、間抜けなのにどどこか鋭いみのりの、嘘と青春と謎解きの物語。
「The die is cast.僕は最後まで調べるつもりだよ」
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:学園
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
この作品は全く展開を読ませない、読者を楽しませるために様々なテクニックを取り入れた推理モノとなっています。読者の皆様を楽しませるにはやはり工夫を凝らすことが求められますがこの作品、必ず読む人を楽しませ、時には驚かせます。その話を書いていくにはやはり作者様の努力がぎっしりと詰まっているのです。これを読まずして何を読むのですか?必ず読んでみてください。後悔なんてさせません。オススメです!