評価:★★★☆☆ 3.2
この世界で生まれて、この世界で生きた君は、世界が終わるその日にある古本屋を訪れる。そして、奇妙な店主にこんなことを言われるんだ。「君はこの物語の主人公だ。さあ、世界を救ってみたまえ」
――これは、救われない者が願う物語。(あなたのSFコンテスト参加作品1作目。本作品は所謂サイエンスフィクションではありませんので、それ目当てでいらっしゃった方は注意。SFに関しては本文内or本作品最終話後書き部分にて。)
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:現代
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
空が落ちてくるsky feelingがある世界。 ひたすら繰り返される、違う結末の同じ物語たち。 うまく書けなくては、書き直して。また、その繰り返しで……。 本作を読んでまず味わうのは、創作の苦しみと、スランプに陥ったときの、何とも言えない歯がゆさだと思います。 小説を書いたことがある人なら、誰もが経験するそんな体験を、奇妙かつ共感できる作品に仕上げられた作者様の力量を正直羨ましいと思いました。 自分も似たような話を書こうと思ったことがあるのですが、アイディアが浮かばず断念したことがあるので。 万人向けではないと思いますが、小説を書く方には読んでいただきたい作品です。