骨董機械少女-アンティーク・マシンドール 完結日:2014年9月1日 作者:天崎 剣 評価:★★★★☆ 4 曾祖父の代から三笠家に受け継がれる機械人形(マシンドール)ハナ。彼女との時間を大切にしたい慶一朗は、機械人形調律師(マシンドール・チューナー)の資格を取ろうと勉学に励んでいた。だがある日、ハナは突然動かなくなる。機械人形を巡る奇妙な事件と、ハナの秘密。近い将来訪れる、“本当のさようなら”に、慶一朗はどう向かい合うのだろう。【完結】 話数:全33話 ジャンル:SF 青春 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 ロボット人工知能 時代:近未来 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 yourSF バッドエンドかも… ホームドラマ 学園 家族 悲恋 日常 決断 社会問題 緊迫 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
舞台は23世紀。少子化が進んだ社会では、人間を模した機械人形が重宝されていました。 機械人形調律師を目指す慶一郎は5人兄弟の長男。彼は幼い頃から自分たちの面倒を見てくれている機械人形ハナのために、調律師を目指していました。 ハナが三笠家に来てから約70年。時が経っても美しい少女の姿を保つハナに、慶一郎は惹かれていきます。けれど、彼女が価値のある機械人形と周囲に知られたことから、ずっと続くと思われていた日常は狂い始めていって―― 大切な人との別れや、どうしようもなく無気力な自分への憤り。 慶一郎をはじめとする温かな三笠家の人々とハナのやりとりを通じて、そういったものが丁寧に書かれた作品だと思いました。