評価:★★★★☆ 4
ライシン帝国――そこは、魔術師たちが動かす魔術帝国。そのライシン帝国において、様々な超常現象を作為的に引き起こすことができる魔術には、魔力を持った魔術師の他に、魔術のもととなる『触媒』と呼ばれるアイテムが必要だった。それは、海の底に沈む真珠であったり、怪物の鱗であったり、断崖に咲く神秘の花であったり。これは、その『触媒』を入手する職種に就いた少年の話。
※セルバンテス様にも掲載させて頂いています。
※改稿しました(2019年)
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
ただ楽しいだけ「ではない」小説を探しているのなら、是非この作品を。 納得出来る伏線は確かに置いてある。なのにその決定的な言葉を本文で断言して貰うまで、なかなかその予測が出来ずに驚かされる。そして、驚くのにもかかわらず違和感無く受け止められる。そのような「衝撃」がいくつもあって、楽しい小説でした。物書きとして「伏線とはこうあるべきだ」と思わされます。書き手の自己満足伏線ではない、筆力が裏付ける確かなどんでん返しがとても好感を持てました。ストーリーは、王道ファンタジー。ですが、その物語に秘められた様々な「心」への作者様の物申すところは間違いなく読者の身になる言葉です。全体的に、若い人に読んで欲しい言葉が多いな、と思います。一度読んで、是非心の糧にして欲しい作品です。 ※すみません、漢字変換ミスがあったので再投稿しました><
少年ノギは、不思議な美少女ユラと共に、魔術のもとである触媒を手に入れる『触媒屋』だった。触媒を手に入れるための戦いは、手に汗握る臨場感!!そしてもう一人のわけアリ美少女が現れる。二人の美少女の正体……そしてノギの選べる道は一つ。少年少女~大人まで、高い文章力で幅広く楽しませてくれる物語です。本日で完結。毎日ワクワクしながら読んでいたのでちょっと寂しくなりました。まだ読んでない皆様は、ぜひ読んでみて下さいね!
ノギとユラ、そしてハトリという、それぞれ個性豊かなキャラクター達が織り成す素敵な物語です。この物語を読む上で強調しておきたいのは、良い意味で「錯覚」させてくれる物語だということです。この物語を読んでいると、自分自身も彼らと一緒にいるような錯覚を覚えることでしょう。彼らと共に美しい世界を巡り、彼らと共に危機に陥り、楽しさと切なさを共有しているような錯覚を覚えることでしょう。物語を読む上で、この錯覚は胸の内に幸福感を与えてくれます。個性と役割のはっきりしたキャラクターと、作者様の穏やかな筆致の組み合わせがあって初めて完成する「錯覚」の雰囲気。貴方も是非、この錯覚を感じてみてはいかがでしょうか。
―― 小説をたくさん知っておられる〈なろう〉の神様! お教え下さい! 素敵な男の子と可愛い女の子(複数)が登場して、 冒険あり活劇ありで、 不思議で、夢があって、美味しい食べ物や食事シーンも満載で、 綺麗な地名や好奇心をそそる用語がいっぱいで、 勿論、魔法のお話で、 目の前に鮮明に光景が見えるほど情況描写に優れていて、 痛快で、胸がスッとする、 そんなファンタジー作品なんて…… ありませんよね!?―― よく聞いた! 特別によい子のおまえと、このレビューを覗いた幸運なおまえにだけ 教えてやろう。 五十鈴 りく 著〈 魔法のお仕事。〉がそれじゃ!!! ワーイ ピューッ!≡≡≡ヘ(*゜∇゜)ノ
物語の舞台は、碧海に浮かぶ自然に育まれた国であり、高い霊峰、白い砂浜、深い緑が構成する、三日月のような形をしたライシン帝国、通称「魔術帝国」。『触媒屋《しょくばいや》』と呼ばれる仕事に就いた少年、ノギが主人公です。そのノギを支えるユラもまた触媒屋のヒロインとして頑張ってお仕事しています。触媒屋として働き続けるノギとユラ。魔術帝国で働いている二人の明るい物語はどんな結末を迎えるのでしょうか?是非、ご覧になってみてください!