エメラルドシティの三人 完結日:2014年8月25日 作者:赤井"CRUX"錠之介 評価:★★★★☆ 4.3 混沌が支配する無法都市、エメラルドシティ。そこで三人の男が動き出し……という話です。『ソルジャー・ブルー』の続編的かつ外伝的な群像劇です。週一くらいの不定期更新になります。 話数:全18話 ジャンル:アクション 異能バトル 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:近未来 舞台:パラレルワールド 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 B級 ギャング ハードボイルド 人外 異能力 群像劇 注意:R15 残酷な描写あり なろうで小説を読む
何者にも負けることを許されず、圧倒的な暴力を得た男。 だが、その力は果たして何の為にあるのだろう。 自らを「バイパー」、即ち『毒蛇』と名乗り、本名を呼ばれることを忌避する男。 自身の名を忌み、それを名乗らないと云う事は、実は自分自身を持たない哀れな悲しい存在だ。 如何に力があろうと彼が自分の名を嫌う限り、彼は本物の男にはなれない。 負けを知らない男が初めて得た感情。『奴にこそ勝ちたい!』 暴力を具現化した男に、そうも思わせる男とは果たしてどの様な人物なのだろうか? あなたにも今、その背中を追いかける価値のある男がいる事を祈りつつこの作品を紹介したい。 この物語のテーマは再生である。 一生の内、男には必ず再生を迎える時がある。 だからこそ、彼等と無関係ではいられる男など、決して居る筈もないのだ。
また一つ〝エメラルド・シティー〟という魅惑の地を舞台にした作品が完結しました。この街を舞台にした作品に共通した魅力、それは街そのものの混沌として、猥雑で、暴力に溢れた圧倒的な世界描写。そしてその中で強く生きる人間(とそれを超えた者達)の姿です。そんな街の中でも一番の危険地帯〝Z地区〟を舞台に繰り広げられる、3人の男達を主人公にした今回のストーリー。暗がりに包まれた世界を、一本の松明を灯しながら探検する様にドキドキしながら読み進めましたが、掘り下げても掘り下げても今だその全容は掴めません。そんな魅力溢れる〝Z地区〟で紡がれるストーリーは、全てのサイバーパンクファン必読の良作です! あゝまた一つ楽しみにしていた連載作品が完結してしまった……でも満足です、特に最後が良いんです。読んで無い? 早く読んで!
まず、ゆっくりとみの作品に目を通していただきたい。深み、表現、キャラクター、どれをとっても魅入ってしまうほどのレベルです。エメラルドシティ・・・その世界観が読むものを引き込んでしまうほどのストーリー展開は必見です。わたし的にはマリアがご贔屓にしたいキャラですね。「びりりん」・・・このあだ名に胸キュンです。回を進むごとに読み応えが増していきます。是非、皆さまに読んでいただきたい作品です。