つめたいナツ 完結日:2014年10月19日 作者:無明 評価:★★★☆☆ 3.2ある夏の日、葉介は祖母・律の家に泊まることを決める。深緑と真夏の陽射しと懐かしい幼馴染だけの時間を満喫するはずだった。しかし、葉介の胸には小さな闇が巣食っていた。 話数:全10話 ジャンル:その他 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 霊 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 夏 思い出 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
都会の喧騒から離れ一人自然が溢れる田舎へと帰ってきた青年。青年は喧騒からそしてある事から逃れて来ていた。そして、ふらりと現れた成長した人は面影を残した少女に、彼はかつてその地で少女と遊んでいた事を思い出した。自然が溢れる山の中で遊んだザリガニ取り。想いを馳せるおたまじゃくし。再びその川へと訪れた青年と少女。不意に現れ不意に去っていく少女の後にはいつもラベンダーの香りが漂っていた。無明様の描かれる圧倒的な表現力と読み進めるに従い増えて行く違和感と緊迫感が堪りません。少女は、ラベンダーの香りは、青年は、祖母は、何を想い何を……。【第2回 C’lamPコンテスト】大賞受賞作品です。大賞の名に恥じない素晴らしい作品だと思います。ぜひご覧くださいませ。