アウトロードハンター：外道狩り

　死に至るウイルスの蔓延、そして内戦による人口の激減で、
　都市は城砦化し地下深くへと潜っていった。
　ウイルスの終息と共に長く続いた内戦も終わり、
内戦終了から３０年後。

　城砦化した地下都市内で、
　人々が安穏と生活しているこの時代。
　城砦都市の外で、荒野を隠れ蓑に暴れ回るアウトロードと呼ばれる
野盗集団から、街や地上を移動する人々を守るのは市境警備隊の役目だった。

　市境警備隊曹長、猿力　保≪サルジカラ　タモツ≫は、
任務終了直後に緊急無線を受け、
アウトロードによって撃ち落とされたヘリの生存者探索に出るが、
そこに生存者は無くパニックを起こした相棒によって、
一人荒野に置き去りにされる。

　徒歩で帰還途中に一人の女を助け、
その女がヘリの最後の生存者である事を知る。
　何者にか助けられながらも城砦都市に戻る二人
　都市に入るやいなや、助けた女が失踪し
　その女を追い暗躍する市警察
　徐々に陰謀に巻き込まれていく、保に与えられた次の任務は
　毒ガス（ホスゲン）タンクローリーの護衛任務だった