評価:★★★★☆ 4.3
都内の外資系ホテル。
そのスウィートルームに呼び出された、二人の男。
目の前には絶世の美女。美女「ねぇ、ヤラせてあげるから、二人のヤッてる所見せてくれない?」
男達「「は!?」」美女の一言から始まる、ドタバタコメディ。
男達は美女と甘美な時間を過ごす為、凄いことをやってしまうのか?
(お題:マグロアッパー、原文のママ)──というシチュエーションで始まる話を書け、とマグロアッパーさんに言われ、ムチャブリにも程があるだろこの野郎と思いつつも書いてみました。
カオスでバカなサスペンス、全七話。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:勘違い
その他要素
注意:R15
そうです。Hen(変)な話ですよー。えへへー! お客さん。何期待して見たんですか?Hですね!(*^^)v……とまあ冗談は置いといて!(怒られるレベル^^;)本当にHな話からはじまります! しかし、それだけで終わらない小説です!話も短いですしオチもあります!それとお題を出されて書いた即興小説の一面もあるんです!そういった面でも読んでて参考になる作品だと思います!お勧めの作品です!(*^^)v
この小説を一言で表すと「カオスサスペンス」です。美女が男二人に言う。ヤリたかったら二人でヤルところを見せてみろ、と。怖い怖い怖い怖い。しかも片方がヤル気になっている!?主人公の貞操の危機。欲望の権化の美女と、片方の男。これだけでもカオスだというのに、さらに混沌を窮める新事実が明らかになっていきます。そして、最後にそれらが美しくまとめられ、切ない余韻を持って終わりを告げます。中毒性のカオス、ぜひご賞味ください。
この小説は、サスペンスというよりもミステリー…しかも、いわゆる『バカミス』と呼ばれるジャンルに入ると思われます。何故なら、冒頭のあらすじから「いやいや、そんなばかな!」とツッコんでしまいたくなるのですから!一見バカバカしい極限的な状況から、二転三転するストーリーと、登場人物たちの思惑からは想像の斜め上を行く会話の数々は、作者さんのセンスに溢れています。楽しいミステリーやコメディ好きにお勧めです!