評価:★★★★☆ 4.2
いにしえの時代。信仰に篤い清らかな聖女が、心ない人の手により、とある泉のほとりで殺害された。
美しい聖女の悲劇的な最期を憤った神は、以後、聖女の血が流れ込んだ泉を毒液にかえた。――そんな伝説がある泉に、ある日身元不明の娘が現れる。
記憶を失っており、自分のことを話せない彼女を畏れた人々は、彼女の身柄を、若い城主に預けることとする。
わけのわからないまま、娘はその城で暮らすことになるが、やがて、この城のあるじが人々からひどく恐れられていることに気がつく。
穏やかな人格で、特に乱暴なところもないひとを、どうして皆そんなに恐れて、腫れものにふれるように扱うのだろう。
娘は不思議に思いながら毎日を過ごす。そんなある日、城に悲劇が訪れる。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:中世
舞台:未登録
注意:R15