評価:★☆☆☆☆ 0.5
《フラスコ》は、常になにかに納得いかないような、ふて腐れている顔をして研究室に閉じこもっている。顔のない彼がそう語る《フラスコ》とは、僕以外のなにものでもないのだ。まるで他人のマンガや小説を悪気なく又貸しするかのように僕を《フラスコ》に貸与した彼が残していった卒業論文。そこに《フラスコ》に対する謝辞を発見した僕は、なんとも言い難い想いに襲われ、その行き場を求めるようにして、空っぽのフラスコ片手にキャンパスを歩き出すのであった。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素
注意:全年齢対象