Dragon Sword Saga８『古代の魔法』

普段はよろず屋、実は二つの伝説の剣を持つ青年傭兵ケイン。
穏やかで無欲な彼を、伝説の戦士と信じて付いていく妖精ミュミュ。
異次元から雷獣神を呼び出すという、最強の召喚魔法を操る、美少女戦士マリスと美青年魔道士ヴァルドリューズのコンビの、次元の穴を塞ぐ旅に同行するケイン。魔法剣を持つ傭兵カイル、魔道士見習いに転向した巫女クレアも旅の仲間となる。

ミュミュをさらった宿敵ダグトを追うヴァルドリューズ。
彼に対し歪んだ執着を見せるダグトは、現代の魔法とは原理の異なる古代魔法で挑発するのだった。
ダグトのアジトでは、捕われていた東方の女戦士とミュミュが協力し、脱出を試みていた。
古代魔法に太刀打ちする術(すべ)もないヴァルドリューズの前に、吟遊詩人が現れる。
ヴァルドリューズとダグト、長年の因縁の対決が始まるのだった。

※自サイト『Mystic Rhapsody ～ ミスティック・ラプソディー ～』、投稿サイト『20代から中高年のための小説投稿＆レビューコミュニティ』にも、掲載しています。