評価:★★★☆☆ 2.5
高校一年の夏休みに入り、山崎正孝と友人の鳥居浩二はサーフィンを始めた。海に通い二週間たつが、まだボードの上には立てない。サーフボードは浩二の兄の物で、一枚を交替で練習していた。
静岡の港町に住む二人は小学一年からの同級生。中学三年時、正孝が川河口を通ると波遊びできるのを発見。夏休みはそこで浩二と波遊びをする。高一の夏休みに入った初日に浩二が正孝家にサーフボードを持って現れた。その日からサーフィンを始めることになる。 景色のいい河口の海に毎日通うと仲間とも知り合う。おぼれた子供の救助もした。そのときは慣れないボードを操りながらなので、二人の疲労は大きい。毎日は基本練習に精を出す。浩二が風邪のときは家にあったスチロールで正孝はひとり練習に行く。だが数回で壊れ、正孝の練習台はなくなる。
サーフィンを始めて一六日目、台風の影響から波は高い。翌日の波は背丈以上もあり危険な波になった。浩二や同級生の仲間は沖へと出られなかったが、正孝はタイミングよく沖へ出た。大波を間近で見ると、恐怖感がわき背筋は凍る。ボードへはまだ立てないというのに沖へ出てしまったことを後悔。海の知識もわからない正孝。やがて大波に飲まれた正孝は東側へ流され始めていた……
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象