評価:★★★★☆ 4.2
今日のお話は、短いながら前回のエッセイより『どぎつい』ので、
下記四点が守れない方は、ここでブラウザバックお願いします。【注意事項】
1.私が必ず返信するとは限らない事を了承いただける方(チキンなので)。
2.関係のない第三者を中傷した場合、削除&ブロックされても構わない方。
3.内容みても心が折れない方。泣かない方。私を恨まない方。
4.ポイントが低くても、頑張っていく覚悟がある方。2016/11/20
いまだに読んでくれる方もいるので、思い切って改訂いたしました。
だれかの励みになってくれればと思います。
話数:全7話
ジャンル:その他
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
数字の力とは恐ろしいものです。書く側になって初めてわかったのですが、自分の作品が面白いのかどうかを客観的に判断できる分かりやすい指標が、なろうのポイント制度でした。数字を見てしまうと、ついつい人と比べてしまうものです。他と比べてこんな情けないポイントしか稼げない私には才能が無いので、潔く筆を折るべきではないかと、どうしても考えてしまうこともあります。しかし、このエッセイを読んで考えを改めました。書き手ならば、この話を恐れなくてはなりません。「自分は不正に手を出さないから関係ない」ではないのです。これは不正を弾劾する話ではありません。書き手は高い評価を貰えないことよりも、実力に見合わない高い評価をされてしまうことを真に恐れなくてはならないのです。感想欄もまた独特の面白さがあります。他の作者の方々は敵や競合他社でもなく、広い意味での仲間なのだと、そう思えるようになります。
あなたが作品を書き始めたきっかけは何ですか?人によって答えは様々だと思います。書籍化がしたいからとか楽しみながら書きたいとか。でも書いていく途中でどうしてもポイントを求めてしまう。そんな人も多いはずです。この作品はポイントを追い求めてしまった人を主人公として、辛い境遇のあまり堕ちていき最終的には作品を書く上で本当に大切な事に気づいていく物語です。〝ポイントを追い求める〟作品を書いている人ならば誰しもが当たる壁だと思います。この作品はそんな壁を超えていく手助けになります。わかりやすく噛み砕いた説明も魅力的です。なろう作家には是非ともオススメしたいような心に響く大作でした。
なろう作家の皆さんに一度は読んでほしいエッセイです。ポイントが欲しい、ブクマが欲しい、いつも苦しんでいた『魔王』のお話。正直、なろう作家さんの90%以上の方は心のどこかに『魔王』が潜んでいるはずです。誰しもが『自分の作品を読んでほしい』という欲があるはずです・・・無いならネットで投稿するはずが無いですよね?そんな欲に負けてしまった『魔王』の悲しい物語。思うように評価が伸びないとお悩み方は、ぜひこの作品を読んで充電してください。
初期症状はアニメ化・書籍化された作品をきっかけとして「読み専」という症状が出ることがあります。進行すると「何か書きたい」という症状が出てきます。いずれも楽しい事なので問題はありません。ただ問題となる末期症状は・・・・・・というお話です。実に怖い。この「小説家になろう」というサイトを末期症状になって楽しみではなくなってしまう前に一種の特効薬や予防接種と思って読んでおいた方がいいかもしれません。用法・用量は正しくお読みになって下さい。
“本作は、エッセイの皮を被った””物語””である。ささやかな勇気と希望を与えてくれる道標のような作品だ。この作品では、『魔王』という名の一人のなろう作家が、複垢による水増しにより日刊ランキングのトップに躍り出てからの、仮初の栄光、挫折、後悔、そして再起までが描かれている。なろう界隈を大海に例え、登場人物の多くを魚になぞらえている辺りに、作者の個性とセンスの良さを感じさせる。特に、龍へ至る前の稚魚が評価やポイントを貰えずとも、せっせと小説を描き続ける姿勢には、思わず目頭が熱くなった。本作は、水増しの恐ろしさに警鐘を鳴らすのと同時、直向きに小説を描き続ける事の意義や大切さを問うた、応援歌なのだ。”
底辺、マイナーと言われる範囲で括られた作者様方には是非一度読んでいただきたい。よく言われる「なろうにおけるポイント制の弊害」が物語として見事に描かれています。作者としては痛いほどよく分かる感情。感想が欲しいポイントが欲しい評価して欲しいそれに固執してしまった「魔王」と呼ばれる主人公の様は、きっとアナタの反面教師となるでしょう。「魔王」を通じて得た自戒は、作者であるアナタの初心を思い起こさせ、そしてアナタの「なろう作家」としての今後の大きな一助となる。そんな作品です。もう一度いいます。なろうで作品を描かれている方は、是非一読をお勧めします。アナタが自ら手がけた、アナタの愛する作品と、これからも共に歩むためにも。