評価:★★★★☆ 4.1
【プライムノベルス様より大幅に加筆修正して書籍化しました】これまでの応援ありがとうございます。
環境汚染の続く某国で発生した致死性ウィルスの感染爆発。
やがてウィルスは人間をゾンビへと変化させ生き残りの人間を襲い始める。
家族思いの自衛官と、血が苦手な医者と、知恵と工夫と日用品で闘い続ける引きこもりニート、この3人が今日を生き抜くために闘い続ける話です。
最初は歩くだけだったゾンビは走るようになり、やがて銃弾を弾くようになります。最近では火を吐いてます。
*残酷な描写が入りますので苦手な方はスルーしてください。
ツィッターもやってます@mosgen4989
話数:全67話
ジャンル:パニック ヒロイック・ファンタジー
時代:現代
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
どうせ主人公が生き残って、どこにでもいるゾンビと対立なんだろ?そう思って読んだら……敵が今まで見たゾンビのように、ただ歩いて噛みつく。だけではなかった。時には魔法のように、手品のように火を噴く。(敵の性能があまりにも一般的に知られているのと違うため、ここでは詳しく言えません)バイオハザードみたいな性能ではなく、それ以上にファンタジーの世界から飛び出したかのようなゾンビだらけ。普通のどこにでもある敵に飽きたら、この作品を読んでみましょう。ゾンビに対する警戒心がさらに上がる筈です。
この作品に魔法は出ない。いわゆる普通のゾンビモノであり、人間たちを主人公としたものである。ジャンルがホラーとなってはいるものの、SFや冒険に近い人間たちによるサバイバルパニックといったところだろうか。この作品のゾンビ達の感染力と戦闘力は非常に高い。世界中の軍事力を動員しても対処が難しく、人間たちは絶望的なサバイバルを余儀なくされる。しかしそれでも人の数は多く、運のない大勢の中でも非常に運の良い人間は生き残る。一部の主人公の序盤は、もはや運だけで生き残っていると言っても過言ではない。しかし、脆弱な人間達が巨大な危機に瀕した時、味方をするのは運なのかもしれない。これは、その極々僅かな幸運な生存者達が、非常に強いゾンビへの対抗策を模索する物語である。強いゾンビが見たい人は一度読んでおくと良いだろう。
タイトル通り一気に最後まで読み進めました。面白い!すごい面白い!所々誤字や、すこし気になる点などありましたが、携帯小説なので気にしないで読み進めました。是非書籍化して細かい設定などを修正したやつを読みたいです。情景の説明もなかなかなか良く、脳内で想像しやすかったです。テンポもよく、読みやすかったです。とりあえずほんとに面白かった。楽しみに更新を待ってます!
ゾンビ映画にありがちなストーリーなのかな? と思いながらも読み進めていくと、なんとも奇想天外なニートキャラクターが一風かわった英雄のように思えてくるコクの効いたホラーです。作品の発想が柔軟で読めば読むほど作品が持つ魅力にはまっていきます。まだまだスリリングな展開が続くと思います。これはとってもお勧め作品です。
ホラージャンルに成ってますが、対ゾンビ相手の冒険物に近くなってます。よくあるようなホームセンターに篭って憂鬱な展開や、人間関係のしがらみでのいざこざは薄めです。また、なぜか銃に詳しくて簡単に手に入って無双する展開ではありません。作者さんはゾンビ相手に、どう戦うかを主眼に見て取れて好感が持てます。なんと言っても主人公のニート君が日常の生活用品を武器に変えてゾンビたちをやっつけるさまでしょう!特にトイレの掃除道具のラバーカップ(トイレの詰りを直す奴です)で襲い来るゾンビをかわしながら戦い続ける姿に感動を覚えます。主人公の3人との信頼関係も良好でストレスは貯まらないで読めます。難点はヒロインが登場しない事ぐらいです。是非一度ご覧ください!