評価:★★★★☆ 4.3
「聖女様、どうか世界をお救い下さい」
よくある異世界トリップ、よくある世界滅亡。
ただし助けを乞われた我らの聖女様の顔は――壺だったのです。優しそうなのは顔だけだった魔法使い、同郷の男子高生はチート勇者。
果たして壺に与えられたのは、食べられない話せないの多大なるハンデでした。けれどきっと大丈夫、彼女の取り柄は、若さと、愛と、笑顔ですもの。
壺の聖女様の魔王討伐――いざ、始まり始まり。――――――――――
【聖女シリーズ第三弾 ※単発でも読めます】
2018年9月、アリアンローズ様より「突然ですが、聖女になりました。~世界を救う聖女は壷姫と呼ばれています~」というタイトルで書籍が発売されました。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素
コメディ調に話は進んでいくけれど、しっかりと主人公の視野が広がって成長していく様が描かれていて、素直に好感が持てます。また、ちょっとずつ想い人に惹かれていく主人公の姿と、想い人の彼がじれじれしている感が非常にニヤニヤできて大変Good!そして、最後の最後で判明する衝撃の真実。主人公と一緒になって唖然とすること間違いなし。最後まで読み終えて、すぐにまた最初から読みたくなります。随所に散りばめられた諸々の意味が理解できた時、更にこの物語が好きになりました。お勧めです!
『聖女の、その後』は、普通に面白かった。『聖女の、妹』を読んだときは、「久しぶりに面白いのに当たったな」と思った。『聖女が、壺』は、最初っからげらげら笑いながら読み進めた。壺姫の首をかしげるしぐさがかわいくてしょうがなかった。オーバーアクションが見て取れて、笑えた。長過ぎないのもよかった。シリーズを読み終わって、「感動した。ありがとう」