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【統合のお知らせ】
「ツバキ黙示録」シリーズは、以下のURLに統合しました。
お手数ですが、再ブックマーク、評価をお願いいたします。「ツバキ黙示録」シリーズ
http://ncode.syosetu.com/n9175ch/今後は上記URLで更新をしていきます。
感想、評価も上記にてお願いいたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
世界に天使が降臨するようになって百年。天使は人々に災厄と幸福をもたらしていた。
天使は人々に畏怖と魔力をもたらし、「天使教会」や、魔術師達を生み出した。高校生の「椿直巳」(ツバキ ナオミ)は、「神秘呼吸」(アルカナ・ブレス)という能力を用いて、
仲間である「伊武希衣」(イブ マレイ)や、「高宮=アイシャ=スレイ」と、
その従者である「高宮A」や「高宮B」と共に、禁忌とされる「天使狩り」を行ない、魔力を集めていた。聖女と聖騎士を退けた直巳達だったが、その直後、姉の「椿つばめ」を蝕む、「天使の奇跡」の症状が突然、急激に進行してしまった。
なんとか一時的な治療に成功した直巳達だが、次に発症すれば、つばめが助かる保証はない。
その時、伊武希衣は、「Hg」という人物であれば、つばめを救えるかもしれないと言う。
「Hg」は伊武の持っている武器、「妖剣フリアエ」の作成者であり、優れた、「魔術具作成者」(クリエイター)だった。
直巳達は、つばめを救うため、Hgを探し出すことにした。
しかし、Hgは過去にフリアエで伊武の右腕を切り落とした、因縁の相手でもあった。Hgを探す直巳達の前に現れた人物の正体は何か。
過去から未来へと、すべてが繋がっていく。
そして、伊武とHgの過去には何が――。伊武希衣の隠された過去が、椿直巳の黙示録に第三篇を綴っていく。
※本作は、シリーズ「ツバキ黙示録」の続編、三作目となります。
未読の方は、ぜひ、一作目からお読みください。
【旧版】ツバキ黙示録 第三篇 -永遠少女に捧ぐ花-
完結日:2015年6月4日
作者:坂木ケイジ
評価:★★★★★ 4.5
雰囲気:ダーク
展開:未登録
一篇、二篇に続き、安心のクオリティ。面白い!今作は大幅にボリュームが増しており、プロットも大規模かつ複雑なものとなっているが、途中で飽きさせることなく展開していくテンポのよさと、最後は一気に引き込み見事にまとめあげる作者の職人技には改めて驚嘆した。また、丁寧に描かれる登場人物たち一人一人には作者の愛情が溢れており、会話の一言一言をとってもイチイチ面白い。作者には燃え尽きてしまわないように願いつつ、次作も大いに期待!