暗殺者アリル 完結日:2015年5月30日 作者:佐雪 さゆな 評価:★★★★☆ 4.1 おそらく普通の少女アリルは、あるとき十年に百人くらいの逸材だと見いだされ、暗殺者としてスカウトされる。 ターゲットは学園に通う国王の娘。 名門中の名門、一流と一流気取りのお嬢様ばかりが通っているアンアシェン女学園に潜入したアリルの運命やいかに。 話数:全20話 ジャンル:ファンタジー 登場人物 主人公属性 女主人公 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:学園 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
主人公の少女アリルは優秀な暗殺者見習い。雑用係としてターゲットのいる学園に潜入します。しだいに彼女の鬼畜無害な人となりと手管は周囲を惹き付け、学園の人気者になっていきます。物騒なタイトルとは裏腹に、主人公が背中をばっさり斬られる平和な世界が舞台です。たぶん人は暗殺されるまで死にません。芸人体質の子は死にかけます。次回登場時までには治ります。テンポよく、小気味よく、ツッコミなく進む、乙女たちの学園コメディは、どこへ向かうのか、暗殺者めいて読み手に気配を悟らせません。かなり独特な雰囲気の作品なので、レビューでは伝えきれません。まずは最新話まで、じっくりとでいいので読んでみましょう。それでどんな話か、だいたいわかると思います。一言でいうと、ツッコミ役は暗殺済みか買収済みです。