ユニエの森の物語 完結日:2015年5月30日 作者:加茂セイ 評価:★★★★☆ 4.2ユニエの森にひっそりとたたずむ教会。そこには戦争孤児である6人の少年少女たちが住んでいた。最年長であるシャーロを中心に、慎ましくも幸せに暮らしていたが、雪どけが近づいたある日の夜、リーザはシャーロに「この家を出て行ってもらう」と告げられた。 話数:全60話 ジャンル:ファンタジー 仕事もの 恋愛 異世界ファンタジー 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 家族 成長 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
懸命に支え合って生きる孤児たちの家族の絆の物語。戦争で親を亡くし、貧しいながらもお互いに支えあいながら生きてきた6人の少年少女。「リーゼ、この家を出て行ってもらう」ずっと続くと思われたこの関係は家主であるシャーロの一言で少しずつ変わっていく。シャーロに頼りきっていた家族が、リーザが家を離れることによって少しずつ成長していく、そういったお話です。少ない文字数ながらも登場しているキャラたちが成長していく姿をみて心が暖まる物語かと思います。村長一派から妨害を受けたり、いろいろと危機に陥るのですが、家族の絆で乗り越えていく様子には素晴らしいの一言!家主であるシャーロは子供の頃から幼い子たちを一人で支えていて、そういったことを考えながらそれぞれの成長をみていくととても感動すること間違いなし!家族が支え合い成長し困難へと立ち向かう、そんな物語を是非一度読んでみてください!
このユニエの森の物語(鯖の助著者)は非常に面白く私は何度も読み返して見ていました。完結済となっているから更新停止等になることはないので安心して読むことができます。内容と致しましては幼い子供達6人がユニエの森で過ごす日常物語となっていてチムニ村と言う村の村長さんの妨害にありながらも逞しく生活していくおしごとものです。主人公がお店を経営していく所が詳しく書かれているので是非読んで見て下さい。
公共面では近代的な装いが整いつつある都市。舞台の始まりは、街にほど近い森はずれの小さな村の教会。6人の戦争孤児たちは肩身を寄せ合い、ひとつの家族を築いた。後見人であった神父の没後も、幼い彼らは糊口を凌ぐ。生活が安定して、商売も軌道に乗ってきた頃。一家の大黒柱のシャーロは、ある決断をする。それをきっかけに彼らの関係や役割意識に変化が起こる。少年少女の人間的成長を描いたハイ・ファンタジーです。登場人物の一人ひとりが、しっかりと物語に息づいています。したたかで地に足のついたシャーロの生き様と、ウィットのきいた落ち着きある文章がマッチしています。現代とは明らかに異質な「生活苦」の中にあって、そんなことを忘れさせるくらい温かい作品です。
6人の戦争孤児の住む教会から、物語が始まります。主人公になっているのは2人シャーロという少年とリーザという少女です。 教会に住んでいた神父さんは残念ながらなくなってしまったのですが、よほど良い方だったのでしょう。子供がいい子に育っています。 物語は結構山があるというか。恋愛の要素があったり、悪役になる人が出てきたり、主人公たちが生きていくうえで頑張って働いている場面などなど読んでいて飽きない作りになっています。