評価:★★★★★ 4.5

 三重と滋賀の県境にある鈴鹿山(鈴鹿峠)。その麓に、一軒の屋敷があった。
 その屋敷の主の名は、『鈴鹿』。かの田村麻呂伝説にて『鈴鹿御前』や『立烏帽子』と語られる、その人である。
 九月のある日。彼女のもとに、一通の手紙が届けられる。
 それは、妖怪退治の依頼。しかし、そこに書かれていた討伐対象の名に、彼女は疑問を持つ。なぜならば、その名を持つ者は、大昔に討伐され、すでにこの世にはいないはずなのだ。
 その者の名は、『悪路王』。
 かつて、強大な力を振るい、鬼と怖れられた者の名である。
 真偽を確かめるため、彼女は、その依頼を受けるのだった。


話数:全15話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象