評価:★★★★☆ 4.2

「黒猫様は人を殺すと思う?」

「さぁ…でも神様は、たとえいい人だろうが悪い人だろうが、連れてく時は連れてっちゃうものよ」

 だから触らぬ神に祟りなし、って言うでしょ。彼女は左手で僕の右手を触り、そう言って僕に顔を近づけながら微笑んだ。そのつぶらな瞳に映る自分の照れたような怯えたような顔を、未だに僕は覚えている。

 黒猫神社に呪いをお願いすると、黒猫様が祟ってくれる。

 僕が物心ついた時には、そんな噂が既に町中に広がっていた。pixivにも上げております。


話数:全5話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象