評価:★★★★☆ 4
主人公カガリは、小さな村で過ごしていた。しかし、弟ハルナの誕生日に、何者かに村を焼き払われ、村を、そして家族を含めたすべてのものを、失うこととなる。
絶望に崩れるカガリは、村人の仇討ちをしようとするが、返り討ちにあってしまう。しかしそこに現れたのは、ザレスという王国「フロート」の若き王であった。カガリは、ザレスに導かれ、フロート城で生きることとなる。
はじめは優しく穏やかであったザレスだが、あるとき、カガリに残酷な真実を述べる。その真実とは、「村を焼いたのはザレス」ということ。フロートの右翼軍である「レイアス」という魔術士部隊を使い、村を焼き滅ぼしたというのであった。ザレスの目的は、はじめから「カガリ」を手に入れること。ザレスはカガリに、「お前は罪人だ」と言い聞かせ、狂わせていく。闇に呑み込まれたカガリは、完全にこころを閉ざしてしまうのであった。
誰もが、カガリを避けていく。そして、カガリもまた、自分に関わったものは「不幸」になると思い込み、独りで生きることを胸に誓った。
絶望の淵に立たされたカガリは、それでも「生きる」ことを選ぶのか。
それとも……。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象