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人類が戦争を楽しんでいた頃、"絶対平和世界"を目指すことが決まってしまう。人類は嘆き悲しんだ。「戦争ができないだなんて! これからやることがない!」人類は考えた。そして思い付く。「戦争だから駄目なんだ……。遊びならいいんだ!」
そのうち、「殺しあいがしたい! 試合ならいいんだから」という大義名分をかざし始める。
人類は"絶対平和試合"という、言わば合法の殺しあいの場を設ける。記念すべき第一回の平和試合の始まる合図は、世界の終わりの合図でもあった。
合図と同時にムシの体が巨大化した。数値にして、軽く人間を越えるサイズ。それが――、
世界中の全てのムシ。
人の地であったところは、今はもうムシの地。人が生活できる場所は、最後で最大の軍艦、軍艦パクスしかない――。十二歳になったばかりのチヴァが選んだのは、戦地に降り立って、ムシを滅亡させる生き方だった。三年間の訓練を乗り越えたチヴァは、十五歳にも関わらず、実力が並外れていた。
ある日チヴァに緊急の命令が届く。凖大型タイプのムシが発見された、調査を頼みたい。そう届いた。
戦地に着いたチヴァが見たのは、常識では信じられない光景だった!チヴァと少女。二人が出会ったとき、ムシの運命が狂い始める――。
話数:全4話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素