評価:★★★★☆ 4
ある日、植木職人の男性が雷に撃たれて死んだと思ったら、赤子になって生き返りました。
彼には状況が理解出来ませんでしたが、実は彼が新たに生まれた世界は地球とは全く違う異世界だったのです。
その後、その赤子はすくすくと成長しましたが、大きくなるに連れて他の子供と比べて変な行動を取り始めました。
そして少年は前世で培った造園技術を使って様々な奇跡を起こしていきます。なんて感じの話を書きました。
ちょっとガーデニングに興味がある人が読むと面白いかもしれません。吉報:最後まで書き終えているので打ち切りはありません
悲報:薄汚いコメディーです
狂報:書籍化しました
話数:全21話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
主人公は徹頭徹尾職人です。おそらく、主人公にとって、庭作りとは、生計を立てる手段に過ぎないのでしょう。現に、主人公は常に仕事をさぼりたがります。しかし、その仕事は本物です。決して手を抜きません。チートではありません。仕事をするときは、常に全力です。頭脳、体力、時間、全てを使います。その結果として、周囲の人間に、美を、芸術を、感動を与えます。それは、この作品を読んでいる自分にも伝わります。本当です。しかも、主人公は、自分の仕事のもたらす結果を予想できていながら、それにこだわりません。鈍感なのではありません。職人なのです。依頼主が満足すれば、それで良いのです。自分は、ガーデニングには一切興味が無いので、この作品の中で表現されている庭作りの技術がどの程度のものか全く分かりませんが、それでも、この作品を読むと、汚いものを汚いと、美しいものを美しいと感じることができます。素晴らしいです。
精霊さんにお願いしてガーデニングを…ではなくて、ほぼリアリティー+少しのファンタジーでのおはなしです。主人公のあまりのマイペースさが面白い。そして完成後の庭のシーンではかなり泣いてしまった。庭好きな人おすすめです!問題点は読んだ後リアルの庭の手入れが気になる…芝枯れてます。ごめんなさい!今日雑草抜きます!(涙)