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はるか昔から文明は興亡を繰り返していた。
また一つの文明が興る中で、ある程度の水準に至り古代の叡智に目をつける者が出てきた時代の話。
古代文明の残した戦機は簒奪者達の野望を燃やす火種となった。
その圧倒的な武力を前に持たざる者は傅き、善良であった者も命を繋ぐ為に裏切りを繰り返した。
その混迷する世に一つの黒紫色の機体が現れる。
その機体が踏み出す一歩に音は無く、現れると共に死の静寂をもたらす。
斬ればすり抜けさながら夢幻。簒奪者達は恐れ戦いた。曰く、彼の王は死の国より来たという。
踏みにじられた死者の怨念に呼び覚まされて死の王は顕現したのだと。屍の上に立つ者が誰か、思い上がった者達に知らしめる為に。
※このお話は黒い戦機が目覚める経緯を書いたものになります。
続きを書く予定がないので完結詐欺にあたるのでご注意ください。
見所としては、大人しい考古学者の娘が憎悪に染まる様を楽しんで頂ければと思います。
話数:全6話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素