評価:★★☆☆☆ 1.5
明治頃。作家である靖高は、親友との雑談の中で全ての生き物の為になる「幸福論」を書こうと思い付く。それは彼が人生をかけてでも書こうと云う大仕事になる筈だった。ところが靖高は、大のつく猫嫌いだった。しかし、そんな彼の家で雌猫を一匹飼う事になる。あまねく生き物の為の幸福論を書きながらも、彼はその猫の存在に気の狂わんばかりに怯えつつ、遂には殺してやりたいとさえ思うようになる。それは、全く矛盾した思いだった。ある日、雌猫はとうとう子供を産むのだが……。
話数:全6話
ジャンル:その他
時代:明治
舞台:未登録
雰囲気:シリアス
展開:未登録
その他要素
注意:悲劇