評価:★★★★☆ 3.9
悪魔であるディミトリの仕事は、人間の心に元から存在している【悪の芽】を成長させること。そしてその人間が悪の道へと走り身を滅ぼしたり、犯罪行為に手を染めたり、時には世界をも恐怖のどん底へと叩き落とすのを見届けるまでが彼の仕事だ。人が破滅していくのを見続けているディミトリは、心にある想いを秘めていた。それは、彼とは相反する存在である天使への憧れだった。
人間を陥れて苦しめるだけの自分に嫌気が差し、ついにディミトリは天敵であるはずの天使に肩入れをして一人の人間の運命を救ってしまう。
彼を取り巻く仲間の悪魔たちや、天敵の天使たち……そしてディミトリが下す決断とは……。【!現在改稿中です!】
話数:全44話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
しっかりした構成と読みやすい文章でグイグイと物語に引きずり込まれていきます。斬新かつ豪快な設定で読む者を飽きさせません。「悪魔の務め」それは必要なのか?それとも…。悪魔ディミトリ。彼はどこに進もうとしているのか?悪魔と天使の様々なやり取りが、中世の絵画を彷彿とさせるイメージを湧かせてくれます。「面白い」その一言だけでよい作品と言えるでしょう。
タイトルから分かる通り、主人公は悪魔。そう、悪魔です。人間を貶める事こそが仕事の主人公――ディミトリ。彼は“悪魔の務め”に翻弄されるながらも、自らの意思を貫こうとします。徐々に明らかになっていく彼の過去。その一つ一つに、貴方は目を見張り、愛憐の念を抱い事でしょう。この驚きを、感動を、是非ご覧ください。きっと、心に響くものがあるはずです。
題名から受けるイメージが硬いので、少し残念な感じがします。読み進めていくうちに、だんだんなじんでくるのですが、これから読もうとするときには、インパクトにかけているかなと おもいました。 その点では、損をしている気がして 残念です。 内容は、なかなか思い付かない発想で、展開もはやく、サクサクと飽きることなく一気によんでしまいました。続きがたのしみです。 また、名前のイニシャルが、天使は Aから 悪魔は、Dから始まっているのでしょうか? そして 神 なのですか? そのこだわりまで、大好きです。これからが、とても楽しみな作品です