評価:★★★★☆ 3.9
避けるのを面倒くさがってトラックにひかれた怠け者の高校生、一郎。
死んだと思った次の瞬間、異世界ガイアへと転生していた。世界の守護者、七大神龍の一匹として。
強靭な体に、最強の戦闘力。そして万能なチート能力。俺Tueeee転生に一郎は大興奮。
「これで毎日惰眠をむさぼっても誰にも文句言われねぇっ!!」
ところが世の中そんなに甘くない。世界の守護者はやることがいっぱいだ。
今日もまた、怠け者なドラゴンは自分の昼寝のために世界の平和を守ろうと奮闘する。
話数:全16話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
変化球がなく、ストレートに面白い作品ですなぁ。『ああっそうだよね!』と思ってしまうセリフ回しや初期設定の着目点が秀逸ですなぁ。異世界の表舞台と裏舞台の本音はこんな感じかなぁと思いながら読みすすめてしまう魅力はグッドジョブ!世界観も登場キャラクターもわかりやすくて、すっと読み込めてしまいますなぁ。皆様、六月の夜長にこちらの作品を読まれてみてはいかがでしょうか。
もう、最初から強さがインフレ仕切っている。どんくらいかというと、パピエルマルクかジンバブエドルくらいの勢いのスーパーインフレ。その癖に、主人公に全く嫌味がない。いや嫌味というよりやる気がない。凄くやる気がない。転生しているが、もう強さが転生の知識がドウとか言うレベルじゃなくない強さなので、小賢しい理屈も何もない。なのに、面白い。掲載から短期間で、多くの指示を集めているのはそれなりの理由があるのだと、納得する面白さ。お昼休みのお供に、一話ずつ読んで、ああ午後も頑張ろう。そう思える楽しい作品だと思う。