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あらすじ(注意:ネタバレあり)

 高校通学のため実家を離れていた天住ほづみは、夏休みで帰省していた。そこへ双子の妹しづるが瀕死で帰ってくる。しづるは自身の異能、人の可能性を開花する力――シードをほづみへと託し、あいつを救ってと息を引き取る。ほづみは遺言から妹しづるとして、あいつがいる学園へと潜入する。
 しづるとして潜入した先は、ほづみが憧れても手に入れられなかったもので溢れていた。親友の綾、後輩の夕夜、優しいクラスメイトたち。それらはしづるだから手に入ったものだとほづみは斜に構える。そんな中、しづるを殺害したと思われる佳梨が仕掛けてくる。その戦闘に辛勝したほづみだが、それで終わりではないと予感が走る。迫る文化祭の中、ほづみは目覚めた夕夜のシードにより正体を看破されるが、受け入れられた事に安堵する。文化祭の前夜、綾の自宅でのパーティーに呼ばれたほづみは、そこで綾の幼なじみであり恋人でもある真と出会う。その真こそ、佳梨をたきつけ、しづるの命を奪った張本人だった。文化祭後夜祭の後、ほづみは屋上で真と対峙する。真は空気を操るシード保有者。苦戦の中、ほづみはしづるに与えられていたシードを奪われ、同時に自身の本当のシード、全てを破壊する力に目覚め、真を退ける。
 勝利し仇を討ったと倒れかかるほづみの体を受け止めたのは夕夜で、その温かみから、しづるとの別離と遺言とは違う自身の衝動に負けたことを涙を流し受け入れ、ほづみは最愛の妹へと別れを告げる。


話数:全22話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象