評価:★★★★☆ 4.3
ライエル・ウォルトは伯爵家であるウォルト家の嫡子であった。
だが、完璧である妹のセレス・ウォルトとの勝負に負けて廃嫡。完膚なきまでに打ちのめされ、心を折られた状態で家を追い出されてしまう。
そんなライエルが家を出る前に手に入れたのは【青い宝玉】だった。宝玉には歴代当主たちの【スキル】そして【本人たちの生前の記憶】が保管されていた。
記憶として宝玉内で蘇ったウォルト家のご先祖様、その数はなんと七人! 頼りになるご先祖様たちの意見を聞き、ライエルの物語が始まる!
……とは、ならず、七人もいれば価値観も違えば、当然意見も違う。ライエルに対しても罵声は当たり前。情けないと呆れる始末。
ライエルはそんな七人の記憶が封じられた宝玉を手に、再び立ち上がる事が出来るのか?七人のご先祖様と共に戦う冒険ファンタジー、ここに開幕!
※ヒーロー文庫様で書籍化しました。
Web版と違う【セブンス】もよろしくお願いいたします!
雰囲気:未登録
展開:未登録
「悪徳領主!」が面白くてこちらも一気読みしました。舞台は剣と魔法の世界の、とある王国の一貴族の嫡男ライエルが妹との戦いに敗れて家を追い出されるところから始まります。ライエルは魔法の玉に封じられた先祖の助言と後を追いかけて家出した婚約者ノウェムの援助で旅を始めます。御先祖様たちの言葉は、いちいち書きませんが笑い泣かされました。感想でたたかれているようなクズっぽい行動や意味不明の言動も、読み進めていくとちゃんと理由ががあることがわかるようになっています。これもこの作品の醍醐味です。わたしのお気に入りはオートマトン達、特にモニカです。「大事にしますから。ちゃんとした名前なら大事にしますから by モニカ」…ほらなんてけなげ(錯乱)文章が取っ散らかっているところもありましたが、数年前の作品ですしね。最近の作品では文章きれいにまとまってきていて成長しているんだなと思います。(えらそう)
この作品は最初、妹に嵌められた主人公がヒロインと一緒に旅に出るところから始まります。そしてある事がきっかけで、御先祖様と関わっていくことに。そこから仲間を増やし、御先祖様と関わっていく中で主人公のダメダメだった部分が改善し、成長していきます。そして段々と明らかになる主人公と妹の秘密……さらに物語の鍵を握るヒロインの秘密……かなり設定がしっかりとしていて、読み進めるごとに物語の面白さにのめり込み、気がつけばこの作品の虜となってしまいます。かなりオススメですので、是非とも読んでみてください!
最初、何だろうと思って読んでいたら、時間を忘れる程に読み進めてしまう程、読み応えのある作品で驚きました。 何と言っても、御先祖様を通して主人公が成長していく過程が心揺さぶると言いますか、心が本当に踊りそうなぐらい『ワクワク』、『ドキドキ』するんですよね。 しかも、御先祖様との話の中で、様々なストーリーがあり、彼らの人生を追体験していくような感じがまた良い味を出しています。 あと、ハーレムでありますが、ヒロイン達を大切にする心掛けが凄く伝わってきました。 作者の色んな想いが詰め込まれた作品で、是非、一度読んで頂きたい一品です! セブンス最高!
情けない主人公が少しずつ成長し、そしてハーレム(笑)を作っていく物語!この作品テンプレ要素を全く感じさせない素晴らしいものとなっております。序盤の部分を除き基本的にはコメディーなのですが、だからこそ時々ある真剣な場面が読者を泣かせにかかってきます。正直両手では数え足りないほど泣かされました。その分それ以外のところがかなり笑えるのですがね 笑ここまで極端なコメディーと感動を交えた作品はなかなかないと思います。ちなみにハーレム(笑)の意味はある程度読んでいけばわかります 笑最後まで読めばハーレム(爆笑)になるはずです 笑この作品を少し読んで面白いと思った人更に面白くなるので期待してください。そうでなかった人安心してください、読めば読むほど加速度的に面白くなっていきます。コメディーと感動が絶妙なハーモニーを奏でる物語、面白いので是非一度読んでみてください!
これも読んでからだいぶ経ちますが、ブクマの限界が近くなってきたので手放す事にしました。当時はランキング上位の完結済みの作品を読み漁っていました。先祖伝来の宝珠には、7人の先祖の魂が宿っていて、少しずつ、御先祖様の能力が解放されて強くなっていきます。主人公は御先祖様に、かなりイジられますw当然、書籍化されています。憧れますね。
普通に、というのはこの場合、ライトノベル的な意味ではなく、くらいの意味です。ハーレム、チートなどラノベ的お約束は網羅していますが、実際そうだったらそんなにウキウキものじゃないよね、という視点をうまくストーリーに取り込んでいます。そういう意味では「反ラノベ」的な作品でもあります。プロット、構成、キャラクターの造形など、非ラノベ的な意味でプロの技量のある書き手です。このサイトでよく人気上位に食い込めたなと思うほどです(笑)。それでいてラノベ的お約束はクリアしているのはお見事です。少年の興味を引きつつ、大人の読者の鑑賞に耐え得る作品です。
完結済ランキングから来て、一気読みをしました。たまに言葉が気になるところもありましたが(残当など一般的でないネットスラング)、全体的に軽い感じで読めました。読み始めたころは、主人公はショボいしご先祖はウザいしで不安に思いましたが、きっちり主人公の成長、ご先祖の生き様が描かれており、読み終わった後は続編を読みたいと思えるほどハマりました。完結済の中でも特にオススメです。
めちゃめちゃ面白かったです。ガキの頃から、ファンタジー小説に慣れ親しんでる私ですが、新鮮な要素盛りだくさんでしたね。・ご先祖様と一緒・ご先祖様はっちゃけすぎ笑・ご先祖様いなくなるところで見せ場あり・成長後のらいえるさん笑最後の『楽しくなって参りましたぁぁぁ!!』が結構象徴してると思います。マンガや、TVでも見てみたい作品ですが、ヴィラよかさきの嫁はさすがに印象が薄くなってきたので、そこらへんで嫁打ち切って深堀してほしかったような気もします。なんにせよ寝るのを惜しんで読んだのは久しぶり!あざっした!
読むのを迷ってる人用です。【良い点】・章ごとに起承転結がしっかりしている。・ノリが軽くてサクサク読める。・心身共に成長する主人公。・登場するヒロインが魅力的かつ豊富。・ヒロイン達が主人公にとってただの都合の良い存在にならず、ハーレムが遊びになってない。・主人公が「ライエルさん」(経験値酔いみたいなもの)になった時の期待感が素晴らしい。・毎日更新だったとは思えない字数と綺麗にまとめられた最後。 ・登場した時はうざかった歴代当主達が次第に病みつきになる。【悪い点】・段々病みつきになる反面、歴代当主達がウザく感じる序盤で読むのを挫折しやすい。・シリアスとギャグの雰囲気が噛み合わないと感じる場合がある。・登場人物が多すぎてキャラ忘れやすい&少し掘り下げが甘い。・基本的に主人公ヘタレ(但し「ライエルさん」の時は除く)。
おもしろいのを探して最初はなにげなーく暇潰しに主人公ライエル…へたれ…元婚約者にお金出させて世話され世間知らずのお坊っちゃま。(・_・)カッコヨクナイ ヨワイ でも最低じゃない。だからか不思議と目が離せなくて引きずり込まれてく。弱いながら、足りないながらも相談して考えて先に進んでいくライエルに目が離せません!!!(見るならとっとと最新話まで読むことをお薦めします。毎日のあとがき 楽しいけど翌日消されて…(´;ω;`)(-@∀@):レビュー0点!!(´;ω;`):これでもがんばったんです作者様勝手にごめんなさいっ