評価:★★★★☆ 4.1
「やりたい、ほうだい、せいとかい」
昭和58年春、高校に入学したばかりの僕は、ある日拉致られて無理矢理に「生徒会役員」にされてしまう。パワフルなチビっ子会長、物腰柔らか副会長、元気体育系書記の三人の女の子に囲まれ、彼女たちに毎日振り回される日々……
携帯も、メールも、ネットもない……でも毎日が楽しかった「あの頃」の学校。
昭和58年から61年の、とある公立高校の生徒会の何気ない日常を、まったりほんわか描きます。ちょっと懐かしくて、ちょっとこそばゆい、青春の物語をどうぞお楽しみ下さい。
タイトルの「S59」は、昭和59年の意味。当時はそういった表記が割と普通でした。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
雰囲気:ほのぼの
展開:未登録
注意:全年齢対象
今では、言葉の響きさえもが懐かしい。昭和59年。 読者の皆さまはおいくつでしたか? まぁ、30数年も前ですが、セピア色というには鮮やかで……。懐古的かといえばどこか新しくて……。でも、やはり、この子たちは賑やかで……。 そんな、高校の生徒会が舞台の長編小説を見つけました。 わたしと同年代の読者さまたちには、納得いただけて懐かしんでいただけるでしょう。 お若い読者さまたちには、きっと、羨望の思いが募るはず。 どちらにしても、この子たちのドタバタした毎日は、とてもおもしろい……。