評価:★★★★☆ 3.9
ある日、瀬野悠馬は異世界で目を覚ました。そして右も左もわからぬままに、一見明白に悪役令嬢な竜安寺貴子に拾われる。
お約束のチート能力は様々なものを数値化して把握する能力。もっとも、本人にそれを有効活用する気なし。むしろ、異世界最弱のモンスターに瀕死の大怪我を負わされる脆弱ボディーに気が付き戦々恐々とする始末。
そんな彼は悪役令嬢の恋敵を陥れる為に『馬野骨造』と命名されて些細な悪事を命じられたり、没落させようと仕掛けられた陰謀に巻き込まれながらも、流されるままに異世界で生きていくこととなる。
果たして彼は脆弱な体に見合わぬチート能力を活かす機会はあるのだろうか?そしていつの日か本名を名乗れるのだろうか?続きhttp://ncode.syosetu.com/n5032db/
Ver.1.3くらい(2018/07/06)
※大きな変更なし(本当は削除したいエピソードがあったり、短すぎる話を統廃合したいかったりするが我慢)
・少しは影響する部分
・・食堂のツケの部分を弁当持参に変更(この時点とその後での細かい説明が邪魔くさかった)
・・権蔵夫妻の妻を削除。それを出すのはこの時点ではなかったことと、権蔵の妻のエピソードを大幅に削るため)
時代:未登録
舞台:学園
雰囲気:未登録
展開:ご都合主義
注意:残酷な描写あり
少年は異世界に立っていた。 彼を拾った少女は悪役令嬢。 普通なろうの異世界物といえばなぜか主人公が高スペックなものなのだが、この世界の人間たちはすべて異常な身体スペックを持っている。対して彼の能力は任意対象の数値化表示と方角表示。いまいち使う気になれない。 取敢えず落とさなければならない美少女は彼の五十三倍は強いようだ。無理。彼女と彼の恋心は五十三万。どうしろと。 縁もゆかりもない馬の骨。 彼についたあだ名はそのまま彼の異世界における名前となった。「これが他所で出されたのなら及第点を差し上げましょう。ですが、あなたはわたくしの使用人でしてよ。今日の気分は薄目なんです。次からはわたくしの気分を察して出す様に」 たとえ能力を使っても無理?!(ぴこん!)→今日の気分に合う蒸らし時間:2:57 出会いが人を変えていく。 出会いは人を作っていく。