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※注意※ このあらすじは、結末近くまで書かれていますが、読んでも本文にとっては特に問題ありません。

 元雑誌記者のパルテアと写真師見習いのササンは、メガネ職人の町サヴァーにある小さな出版社に招かれ、町の文化やニュースを紹介する雑誌を作ることになった。

 出版社の責任者ミフラは、以前から秘密裏に、この町にあると見られるある不思議な力を持つ石を探していた。その捜索が難航したため、表向き雑誌を作らせることで町の情報収集をしようと考えたのである。

 石の一つは元々サヴァーの山中に埋もれていたが、約四十年前、それを掘り出したメガネ職人がレンズの材料に使ってしまったのだった。この職人はレンズの力を使って、盗みを働いたり、女性を籠絡するなど、悪用していた。
 そして現在、そのレンズを手に入れたある男が同様の事件を起こしていた。

 現在のサヴァーでは「メガネ職人の失踪」「死んだはずの人が目撃される」といった事件も起きていた。パルテアたちは、ミフラの目的を知らないまま、それらの取材をしていく。

 そんな中、サヴァーで祭りが行われた。伝統の、レンズの付いた仮面で仮装する観客を撮ったササンの写真を見たミフラは、写真から力の残滓を感じ取り、観客の中の一人のレンズが当の石によって作られたと見抜く。ミフラは男を追い詰めレンズを回収する。

 しかしその模様をパルテアたちが目撃してしまった。ミフラは仕方なく自身の正体を明らかにし、事情を話す。その説明とこれまでの取材結果により、すべての事件が繋がっていたことが判明する――


話数:全23話

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象