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センモク王国第六王子、モロハ・コトスラージャ・パイ・コゴルクス。
彼は幼い頃、両親に身体を改造され、人間兵器となってしまう。嫌われる事を恐れ、モロハは自らが兵器なのを隠して生きていた、のに――。中庭で昼寝をしていると急に両親から呼び出され、各国の戦力調査をしてこい、と言い渡される。
さらにお伴だとモロハと旅をする事になったのは彼よりも年下の女の子。人間兵器の秘密を知られ、それでも尚モロハを怖がらない彼女、リーシャン。
モロハは長い旅の始まりを感じ、少しずつ心を開いていく。『旅は道連れ』
全身黒い恰好をした男、シビラ。
山賊に囚われていた奴隷、チェルメ。
奴隷商人を取り締まる自警団で元奴隷、ヤート。狭い世界で育ち、限られた人間としか接して来なかった世間知らずのモロハは、世界の大きさに驚嘆した――。
フォレスト『前進』nano『A teatime of 4 people』掲載作品。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり