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携帯電話もなく、デジタルカメラもまだない、昭和50年代半ば、里美は公衆電話から掛けた電話で、恋人の良晴から別れを告げられた。付き合い始めた高二の5年前から、判り切っていた別れ。留学と言う夢に向かって進む良晴を、笑顔で送り出さなくてはいけないと判っていても、里美の心は1つのフレーズがリフレインする。「何で、『待っていてくれ』と言ってくれなかったの」と。雨の街を彷徨う里美に偶然声を掛けたのは、高校時代の友人の澤田だった。里美は冷えきった体を暖めるためと澤田に喫茶店へ誘われ、コーヒーを御馳走になる。様子のおかしい里美に気づいているはずの澤田は、里美に何も聞いてこない。そんな澤田に里美は甘え、行きたい所があると言う。その場所とは……。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:昭和
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素
注意:全年齢対象