評価:★★★★☆ 4.3
ちょっと気弱な女の子、鈴森ほてり。彼女は同じ女子小学生の友達と、日々をのんびり過ごしていた。猫とニャーニャー会話を試みたり、宇宙人ごっこをしたり、ラブラブっぽく抱き合ったり。「あーっ! ラブラブになってる!」「えへへ、ほてりんも来る?」「え、でも、なんか恥ずかしいよ……」「だいじょーぶだよ、ここってあんまり人来ないし……」ほてりとそう無邪気なおしゃべりをするのは、快活スポーツ少女・藍(らん)と、偏屈ちびっこ博士・理珠夢(りずむ)――。
仲良しな三人の、宝物みたいな毎日。
そんなある日――三人は夢に出てきた黒猫を現実に目撃する。
それは不思議で、つらくて、でも大切な、ある事件の兆しだった。
※この作品にはSF要素等が登場しますが、作者には聞きかじった程度の知識しかないため、設定考証には期待しないでください。
話数:全16話
ジャンル:ヒューマンドラマ
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:現代
舞台:未登録
女子小学生3人の物語ですがまず地の文がとにかくスラスラ入ってきてとても読みやすい。そして3人の会話が面白くて微笑ましい。かわいい。SF要素に関しては、詳しい人から見たらどう感じるかはわかりませんが少なくとも僕は本格的に感じました。にもかかわらず理解がしやすく、カッコいいSF的お話がたくさん覚えられました。完結済なのでエタる心配もせずに済みますし、一度読んでみて欲しいです。個人的にはですが、シリアスなシーンに入ってからがこの物語の本番だと思ってます。