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辰巳奏は笑わなかった。人からの理解を求めない姿を、ある男は孤高の薔薇に例えた。
東雲要は笑顔の裏で他者を排していた。人を引き寄せるのに拒む姿を、少女は猛毒の花に例えた。
茨で掻き傷を作っても、猛毒に侵されても、求めあったのは、恋と呼ぶには醜い欲求でしかなかった。
それでも、互いだけが欲しいという欲求だけは募っていく――――。
(※某投稿サイトと重複投稿しています)
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:シリアス
展開:未登録
注意:全年齢対象