※ネタバレ注意
羽ケ崎(はがさき)高校の2年生、「諦めの悪い男」秋野悠雲(あきの ゆう)は1学年上の幼馴染の葉室珠季(はむろ ゆづき)が好き。そしてもう一人の幼馴染、同級生の栗生姫詩(くりゅう ひなた)は悠雲が好き。3人は所謂三角関係であった。
悠雲は珠季へアプローチするが、珠季(ゆづき)は悠雲を弟のような存在としか見てくれなかった。そんな中姫詩も悠雲に対してアプローチするが、悠雲は珠季が好きだから、と躱していた。
そんな関係を壊そうと、悠雲は一大決心をする。それは学園祭で行われる告白大会で珠季に告白することだった。今までアプローチして嫌がられていない事を根拠に悠雲は色よい返事を貰えることを期待していた。しかし、結果は「ごめんなさい」だった。悠雲は打ちひしがれるが諦めずにその後も珠季に想いを伝える。しかし珠季の返事は「ひなちゃんを大切にして」というものだった。そこに姫詩が悠雲にアプローチをかけ続ける。
悠雲は珠季の言葉通り、姫詩と付き合うことにする。しかし、付き合いを重ねるうち、自分が本当に好きなのは珠季であることに気付き、姫詩に別れを告げる。別れを告げられた姫詩は珠季の下に行き、自分が別れを告げられたことを伝え、悠雲の隣には珠季が相応しいと言い、珠季が悠雲に対して素直になるように説得する。姫詩の説得を受けた珠季はついに悠雲の気持ちを受け入れ2人は恋人同士になる。
しかし、姫詩の失踪騒動や、姫詩が交通事故に遭った際に、泣きながら悠雲に縋り付く姿を見て、悠雲の彼女は自分より姫詩の方が相応しいのではないかと思い、悠雲に別れを告げる。諦めきれない悠雲は珠季が初めて自分にプレゼントしてくれたシナモンクッキーを送り、別れるなんて言わないで欲しいという。珠季は悠雲の想いを受け入れ、2人は再び恋人同士になり、仲睦まじく過ごす。そして珠季の卒業式。悠雲は送辞、姫詩は答辞で改めて自分の想いを相手に伝え、2人は抱き合うのだった。
微妙な三角関係を壊すのは……
完結日:2016年1月23日
作者:名無幸
評価:★★☆☆☆ 2
時代:未登録
舞台:学園
雰囲気:未登録
展開:ハッピーエンド
注意:全年齢対象