評価:★★★★☆ 3.8
推理小説の論理(ロジック)ミステリがお好きなかたにぜひ!
元日。雪深い田舎の神社で、巨漢の町内会長が額から血を流して倒れていた――。偶然に出来上がった閉鎖的な状況で起こった事件。
クオーターで見た目はクールだが、口を開けば陰湿でド変態の大学生・松山祈(いのり)、幼馴染で推理小説マニアの梅沢絆(きずな)、警察官志望の竹中花凛(かりん)は初詣で訪れた神社で事件の発見者となる。彼らは事件の真相にたどり着くことが出来るのか?
ユーモア本格ミステリを目指してます。彼らと同じ目線で事件に出遭い、推理の過程をお楽しみください。
時代:現代
舞台:未登録
雰囲気:ギャグ
展開:未登録
注意:全年齢対象
雪国、神社、賽銭箱の前で倒れている被害者……ミステリーへの好奇心をくすぐる要素が揃っていて面白い(>ω<)ストーリーとトリックが短く綺麗に収まっていて「なるほど!」と納得。キャラクター達のやり取りも和気あいあいとして、会話劇だけでも楽しめる作品。事件を引き起こした「犯人」はまさかの――――――――真相は、その目で確かめてくれ!