評価:★★★★☆ 4.1
情報が氾濫し飽和する社会の中が形成され、皮肉にも何を信じるべきか、どう行動すべきかだれも判断しかねる時代。
それを明確に指し示す指針がない中で、無意識に生きている一人の少年の携帯電話に届いたある一本の通信。それはただ一つの事を確認するために用意された冒険への警鐘であった。
少年はまだ目に見えない、音も聞こえない戦地へ向かう。*2014年処女作です。
2015年校閲、加筆修正しました
話数:全18話
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
かつて大きな戦争に巻き込まれた国が、また戦火に見舞われている。しかし、その真実を知る者は、また、真剣に知ろうとする者は、周りにはいなかった。真実を見るために、思い人に会うために、少年は決意する……。何が戦争なのか。戦争とはどういうものなのか。今みている事実が本当に事実か。なぜ、人はそう考えるか。人は、なぜそうまでして行動するのか。今まで、人が、いや、「日本人が」考えようともしなかった事実を、今、ここに記す。これは、日本人なら必ず読むべきものである。これは、今の日本、そして、日本人に対する「警鐘」である…………