評価:★★★★☆ 4.2
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금지합니다連続殺人犯として、死刑宣告を受けた「ボク」。
死刑が執行され、死んだと思った時、「ボク」はベッドの上で蘇生した。
「ボク」は、新しい名前と身分を与えられて、国のために働かされることになったのだった。
戦闘技術を訓練で叩き込まれ、「姫様」と呼ばれる女性の「事案対策時の護衛」が「ボク」の存在理由になった。
警察が対処できない特殊な事案を専門に対策する女性の「肉の盾」としての必要な素質を「ボク」は持っているらしいのだ。
全てを救おうとする彼女と、自分の事にすら関心がない「ボク」。
時に反目し、時に互いを理解しようと努めながら、誰もこなすことが出来ない危険な事案処理に、ボクたちは立ち向かう。※ 第五回ネット小説大賞に入選しました。閲覧していただいた皆様、ありがとうございます。
※ 2018年1月11日 『ガーディアン 新宿警察署特殊事案対策課』と改題されて販売決定!
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
この作品で僕が推したいポイントは、描写のリアリティです。物語の骨格は「鬼」という非現実な存在を追うものでありますが、その骨格に付けられた肉はかなりの現実感を持ち、読後はまるで邦画を一本見終わったような感じで、脳内に映像として印象に残ります。実際にあった出来事などを下調べしたうえで書かれているとのことで、納得です。嘘をつくときは必ず真実を混ぜろっていうもんな!もちろん物語進行だけでなくキャラクターもリアルです。共感ができるか否か、という部分ではなく「ああ、このキャラはそうだろうな」と納得できるんです。個人的には銃の描写がとても好きです。ミリオタも安心!あとサブキャラの女の子が可愛いところと、「ここの設定どうなってんの?」って思った部分の説明があとからちゃんと出てきてストレスフリーで読めるところも良いです!他にも良いところあるのですがとにかく全体的にレベルが高いです!
道を踏み外した殺人鬼なボクが主人公なのだけれども、その魂は、心情は、現代の世界に生きる多くの日本人男性に近い。 この世界で生きる事に孤独を感じ、どこかに癒しを求め、どこかで自己犠牲を欲し、命を捨ててでもだれかに尽くしたい。 ボクは、文中に何も語っていないけれど「サムライ」なのだ。生まれた時代が悪かった武士なのだ。 もしこのレビューを読んでから作品を読むのなら、枕詞にこう付け加えればいい。 戦乱の時代ならば、侍として輝けた男。現代日本では存在さえも否定された男。その男には最後に究極の選択を迫られた。
連続殺人犯として死刑にされたはずの「ボク」は、「山本」という新しい名字を与えられ、社会の闇に潜む「鬼」を狩る手伝いをする……というストーリーのこの作品、主人公の「ボク」のキャラが本当に面白いですね。美しい女性を見て思うことは……この女を殺したら、面白いかどうか? という殺しの獲物としての品定めをします(笑)。そんなサイコパスな主人公の思考および活躍が、クールな文体で描かれていきます。この主人公が、今後どのように変化していくのか、あるいはこのままのキャラを貫き通していくのか……実に興味深いですね。また、銃器に対する豊富な知識を活かしたバトルシーンは素晴らしいですね。この一風変わったダークファンタジー、是非とも読んでみてください。