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遥か遠き日の切なくも美しい神と人の物語。
親神に夫婦となるように言われていた創世の双子神の太陽と月。
太陽は、一途に月だけを愛した。
月は、太陽と共に創った世界を慈しみそして
月の女神が恋をしたのは、
大地を血で染める『染血の王』にして、
冷たい美しさを持つ朱金の髪の少年王。その孤独な魂を癒したいと思いながらも
王の破壊の宿命を止めることが出来ない。穢れ無き月の女神は、
消えてゆく命に泣きながら王に触れる。王の血の穢れに苦しみを与えられると知りながら・・・。
月を愛する太陽は、嘆き、魔の声に耳を貸し、
孤独な少年王は、触れられない月をそれでも独占したいと苦しむ。
(自作品「遥か遠き思い出」の転載です。)
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15