評価:★★★★☆ 3.9
起きたら言葉の通じない所にいました。困っていたらなんと神様に現地の言葉を覚えさせられ、異世界に来てしまったらしいことが判明。そして、この世界で魔王が復活するかもしれないから、と旅に出る勇者についていくことになり、魔法を教わったのですが、呪文がどう聞いても日本語。これって偶然? 他にも疑問をもちながらも、爽やか好青年な勇者と無口で無表情な赤毛の少年と一緒に旅に出ました。御大層な名前で呼ばれる物を探したり他の勇者たちと奪い合ったり、魔物を倒したりしながら旅をしてみれば、疑問がさらに増えていきます。爽やか勇者は怪我をしても回復がとても速かったり、赤毛の少年には神様がどうでもいいことを教えていたりするのです。この世界は、私の旅の仲間は、一体どうなっているのでしょうか。 ※挿絵は勇さんに描いていただきました。※番外編も連載中です。※ノベルアップ+でも公開しました。
話数:全102話
ジャンル:異世界ファンタジー
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
この作品で僕がまず面白いと思ったところは、作品の舞台である異世界では、日本語の音がそのまま呪文となっているという部分です。しかも、それがまたなかなかぶっきらぼうで、読者も笑いを誘われます。 この世界で日本語をわざと使おうものなら、他人や物事を好きに操れちゃいそうです。 軽いタッチで書かれているため、割合スイスイと読み進めていける作品だと思います。 皆さんも是非、一読してみてはいかがでしょうか?