ないた赤鬼 完結日:2016年5月3日 作者:白鳩 評価:★★★★★ 4.5 「泣いた赤鬼」。人と共存する赤鬼と人を食う青鬼が一つの村で出会い、退治された。それ以降その村では赤鬼の祟りとして青鬼の子が生まれるようになり、今年も青鬼の子が神への供物として奉げられた。しかし、そんな中ひょんなことから赤鬼と出会ってしまい青鬼の子は―――。 話数:全21話 ジャンル:その他 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 妖怪少女少年 時代:江戸 舞台:未登録 雰囲気:シリアス 展開:未登録 その他要素 陰陽師 鬼 注意:R15 グロ描写あり 残酷な描写あり なろうで小説を読む
誰もが知っている、民話の泣いた赤鬼を題材とする作品です。つらく、胸が張り裂けそうになる序盤から、すれ違いを経てハッピーエンドを目指して終盤物語が一気に加速します。「さようなら、体を大事にしてください。どこまでも君の友達、青鬼。」絵本の泣いた赤鬼では、青鬼はいなくなってしまいます。子供のころ、いつか二人が仲直りできないものかと、そう思ったのを思い出しました。その続きが、余すところなく描かれていると思います。