評価:★★★★☆ 4.3
もし夏休みの終わり、九月一日に世界が終わるかもしれない時、あなたはどう過ごしますか?
あなたが受験生あるいは就職活動中だったらどうしますか?
言うまでもなく、受験勉強や就職活動をする、それも選択肢でしょう。
しかし、最悪のケースを考える時……残された今を精一杯楽しく過ごしたい、悔いのない夏休みにしたい、そう考える方もいるでしょう。これは最後の夏を将来ではなく、今しかない今のために過ごすことを決めた高校三年生たちの物語です。
あなたは、どんな物語を描きますか?
エーデルワイス団のルール
一、互いの意志を尊重し合い、自分の意志を信じること。
二、互いを貶めたり、名誉を傷つける行為等は一切行ってはいけない、互いの名誉を守る努力をすること。
三、互いに助け合い、尊敬し合い、信頼し合う関係を築くこと。
四、二に反しない限り、エーデルワイス団に入団、退団は個人の意志で決めるとする。
五、この夏を自分の意志で過ごしたい者のみ入団を認める。
六、二〇二一年九月一日午前零時をもって解散とする。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
∀・)タイトルに惹かれました。あらすじに惹かれました。で、気がついたらボクはこの作品の世界観へとのめりこんでいきました。気がついたら夢中になって動いている。すっかり三十路になったボクですが、そんな青春の1ページを思いだしたようでした。春を爽やかに駆け抜けていく感じ。そしてそこに意味を見いだす精神(スピリット)。もうね、読んでいて興奮が溜まらんばかりでした。たくさんの登場人物がでてきて綴られていく物語ですが、その群像劇の中にハッとする場面がきっとあると思います。少なくともボクにはいっぱいありました。さぁ、あなたも今からエーデルワイス団の一員に!!