評価:★★★★☆ 4.2
東京都葛飾区小菅にある東京拘置所。若い死刑囚河野が独居房で遺体になって発見された。
その遺体は、約一メートル高さで首を吊り、座るように死んでいた。
その捜査に、警視庁刑事部管理官、御堂元治が捜査の指揮にあたる。
御堂が見ると、死体の両胸には刺し傷があり、他殺である事は明白だった。
死因は縊死。だが、現場には不可解さが混同していた。一メートルの高さでの首吊り。死後に付けられた両胸の傷。
そして死刑囚は、今週中には死刑執行をされる事になっていた。
そこに、捜査に役立つフリーターが投入される。人格破綻した社会不適応者。とても探偵とは言えない探偵役の本格ミステリー。
時代:現代
舞台:未登録
雰囲気:シリアス
展開:未登録