評価:★★★★☆ 4
異世界暮らしは俺の憧れだったが、実際に来てみるとそんな生易しいものでは無かった。
だいたい異世界に行って気が付いたら、森の中とか野原じゃないのか?
俺はいきなり会議中のテーブルの上に落ちたぞ。
俺を取り押さえた連中の衣装から、どうやらここは異世界だと思ったけれども、滅ぼされた王国の騎士団の生き残りが、これからどうするかを決めている最中だったようだ。
どうやって王国を取り戻そうかと考えてたらしいから、真面目な連中なんだろうな。合流した王女様と身の振り方を彼らが話し合っている時に、ちょっとしたアドバイスをしたら、彼らの相談役に祭り上げられてしまった。
俺の出した提案は、山賊を始めようって事なんだが、王国の騎士と言っていた連中に果たして山賊なんて出来るのだろうか?最終目標は王国の再興なんだけどかなり道は険しそうだ。
とは言え、この世界ではニートな俺だから就職したって事になるんだろうな。衣食住も何とかなりそうだしね。
先は長そうだが、騎士の士気は高そうだし、案外上手く行くんじゃないかな。
時代:未登録
舞台:異世界
雰囲気:未登録
展開:未登録
ググれもしくは知ってる事が前提で話しが進んで行く感じですねそれを抜きにしたら成り上がり物の中でも自分の中では上位に入ります主人公の成り上がりか国の成り上がりは読んだ人決める事だと思います。タイトルに惹かれて読みましたがなかなか面白いなと思いましたレビューに書くのに無駄な言葉を挟んで申し訳ありません。
戦争の大原則は相手を上回る戦力を揃えること。それが整うまでは、外交、内政を駆使して、力を蓄えるのが基本。しかし、そういった常識に逆らって、この作品は、徹頭徹尾、少数の戦力で多数を制するのを基本戦略としている。しかし、このパターンだと、わざとらしい展開にもなりかねないのだが、本作では、そのあたりをうまくクリアしており、読後感が非常に良い。誰もが平和を愛するが、その一方では、誰もが英雄に憧れる。本作は、読み手のそのような相反する心情を、心ゆくまで満たしてくれる。
山賊が良い!ミューがかわいい!テンポが良い!復興が良い!サクサク読めるのが良い!戦闘がダラダラしないのが良い!未亡人がまた良い!知識も良い!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・誤字が気にならなければ。とにかく誤字が多い作品。過去の感想にて、読者から誤字の指摘の多いこと。漢字にはそれぞれ意味があるので、誤字連発するくらいなら、全て平仮名を用いてはいかがでしょう?さらには、主人公の言葉使いが酷い。他国の王に発する言葉ではない。敬称をつけたり、です、ます使えるなら、王の前で「俺」はない。たまに、笑える誤字もありますので、それを探すのも面白いのでは?
なろう系の山賊からの王家復活物語ですなぁ。全体的にテンポ良く安定感もあり、どのように王国を復興していくのか!? と言うテーマに読み手は魅せられていくでしょう!主人公の知的チート部分にご都合主義的な流れもありますが、そこがまたまた良い味をだしていますなぁ。皆さま、五月の夜長にこちらの王国復興ファンタジー作品を読まれてみてはいかがでしょうか。
三國志、水滸伝とかが若い頃好きだった人にお勧めです。歴史物もネタが解っていてどれを読んでも昔の高揚感があまり持てなくなっていましたが、架空の話ですが、歴史物の良さが溢れていると思います。特に国がでく上がるまでの三國志や戦国物の立志伝が好きなかたはぜひ読んでください。はじめてのレビューでうまく伝えれないのがもどかしいですが、テンプレにあきた人ほどぜひ読んでください
主人公は策略に長けた知的キャラ奇想天外な奇計の数々で天下取ります!というよくあるエタりやすい話かと思ったら、主人公は三國志やら戦記物をかじった程度の普通の少年この手の話にありがちな閑話や特定のサブキャラの暴走で本筋から離れてメインストーリーに戻れなくなるなんて事もなく、スムーズに世界の歴史の目撃者になれる事うけあい古代ローマのファランクスシフト全盛の異世界に光通信や石弓や黒色火薬を持ち込んで、正攻法で着々と復権を成し遂げていくバトルジャンキーや欠食児童といった極端なキャラも現れず、一致団結して国の復興に勤しむ名作と言えるでしょう肩の力を抜いて楽しめます!