無名のバレエダンサー 完結日:2016年6月5日 作者:陽麻 評価:★★★★☆ 4.4 バレエ未経験のまことは親友の藤太(とうた)に誘われ、バレエスクールへ見学にいく。自分でも何故バレエスクールに入ってしまったか分からないまことだが、練習を重ねるうちに段々とバレエの魅力に目覚め始める。 話数:全6話 ジャンル:ヒューマンドラマ 青春 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 バレエ 情熱 男性バレエ 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
毎日沢山の作品がUPされては、流されていく日々の中で。ほんの時たま、心にすっぽりとハマる作品に出会うことがある。そんな時私は、レビューを書かなくてはならないという使命感にかられるのだ。 勿論、良い作品にはそれに見合うレビューでなければその良さが伝わらない。自分なんかが書いても良いのか、尻込みする時もある。それでも尚、私はこの作品をお薦めしたいと思う。 簡潔で、余計な装飾など無い淡々とした文章から滲み出る情熱。それは、ゴールの無い世界に対する熱い思いだった。主人公は、大学生という決して早くはない時期にバレエと出会う。彼――(そう、主人公は男だ)がバレエを続ける理由とは。 ここまで気取った文章で綴ってしまったが、伝えたい思いは一つである。是非沢山の人に読んで欲しい。 以上。
作品とは色々な出会いがあると思う。その中でも、この作品に出会うことが出来て良かった、と思える作品は稀ではないだろうか。私が紹介するのはそんな作品だ。友人に誘われてバレエ教室の見学に行った男子大学生。そこで彼は今まで縁もゆかりもなかったバレエの世界に魅せられ、傾倒していく。ひたむきに努力する、ということ。稽古に打ち込むその姿の美しさ。そうそう、一生懸命に頑張る、てとっても素敵なことだったな。そんな当たり前のことを思い出させてくれる珠玉の物語。