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タルヒは、ヒロトを惑わせる魔女なんだ。
曙川ヒナ、十五才。幼馴染の朝倉ハルとは両想いの恋人同士。
小学三年生の時、弟ばかりにかまう親に嫌気がさして、ヒナは雨の中自転車で家出した。
転んで、怪我をして、独りで泣いているところを、ハルが見つけて助けてくれた。
それ以来、ヒナはずっとハルに恋している。
同じ高校に入って、ハルに告白されて、二人は相思相愛の関係になっていた。ヒナとハルは、学校のスキー教室にやって来た。
座敷童の噂のある宿で、ヒナは不思議な気配に出会った。タルヒという名を持つ少女と、一人の少年の思い出が交錯する。
ヒナの左掌に隠された、銀の鍵とその守護神。
あの日見た幻。それだけじゃない。そこにいてほしい。「ハルを夢視ル銀の鍵」シリーズの第十話になります。
pixivとカクヨムに既に投稿されているものと同様の内容になります。
シリーズを通して読まれた方が数倍お楽しみいただけます。シリーズURL
http://ncode.syosetu.com/s0075d/第一話「ハルを愛する人」URL
http://ncode.syosetu.com/n7684dg/
時代:現代
舞台:未登録
雰囲気:シリアス
展開:未登録
注意:全年齢対象